
「会社員ってコスパ悪くない?」
社会人になって数年経つと、一度はこんな疑問を持つ人がいるのではないでしょうか。
毎朝決まった時間に起きて、満員電車に揺られ、会社へ向かう。8時間以上働いて、家に帰る頃にはヘトヘト。ようやく給料日が来ても、税金や社会保険料が引かれ、思ったほど手元には残らない。
SNSを開けば、フリーランスや起業家が「月収100万円達成!」なんて投稿をしている。
そんな光景を見ていると、
「もしかして会社員って、コスパ悪いのでは?」
と思ってしまうのも無理はありません。
ただ、この問いは意外と奥が深いのです。
若い頃は気づかなかった
学生時代の私は、
- 安定した会社に入る
- 毎月給料をもらう
- ボーナスをもらう
これが当たり前に良いことだと思っていました。
実際、日本社会では長い間、
「良い大学 → 良い会社 → 定年まで働く」
というルートが成功モデルとして機能していました。
しかし社会人になってみると、少しずつ違和感を覚えるようになります。
例えば年収が上がっても、生活が劇的に変わるわけではありません。
むしろ責任や期待値だけが増えていく。
さらに税金や社会保険料も上がるため、
「頑張った割には手取りが増えないな」
と感じる場面も少なくありません。
時間単価で考えると微妙に見える
会社員の最大の特徴は、
時間を売って収入を得ること
です。
もちろん成果主義の会社もありますが、多くの場合は「働いた時間」が前提になります。
例えば年収700万円だったとしても、
- 平日8〜10時間労働
- 通勤時間
- 会議
- 社内調整
- 飲み会
などを含めると、かなりの時間を仕事に使っています。
単純計算では見えませんが、
人生で最も元気な時間帯を会社に提供しているとも言えます。
そう考えると、
「意外と割に合わないのでは?」
という感覚が出てくるのです。
でも会社員には見えないメリットがある
一方で、会社員には会社員の強みがあります。
例えば、
- 毎月安定して給料が入る
- 社会保険がある
- 失業保険がある
- 有給休暇がある
- 住宅ローンが通りやすい
- 大きな案件に関われる
などです。
特に若いうちは、
会社のお金で経験値を稼げる
というメリットが大きいと思います。
私自身、会社員として働く中で、
・自分より圧倒的に優秀な人たちの仕事の進め方
・組織を動かす難しさ
・会社の利益と個人の幸せが必ずしも一致しないこと
・技術だけでは仕事が進まないこと
を学ぶことができました。
など、個人ではなかなか経験できないことを学ぶことができました。
もし最初から独立していたら、ここまで成長できたかは正直分かりません笑
本当にコスパが悪いのは「考えずに働くこと」
個人的には、
会社員そのものがコスパ悪いのではなく、
会社員しか選択肢を持たない状態
が危険だと思っています。
会社員をやりながらでも、
- 副業をする
- スキルを磨く
- 投資を学ぶ
ことはできます。
すると収入源も経験値も増えていきます。
逆に、
「会社がすべて」
という状態だと、
昇給や評価に人生が左右されやすくなります。
会社員はRPGの最初の町かもしれない
私は最近、
会社員という働き方をRPGの「最初の町」のように感じています。(ゲームが好きなので笑)
最初の町は大切です。
武器も買えるし、仲間もできるし、経験値も積める。
でも、一生その町の周りでスライムだけ倒していても、大きな冒険は始まりません。
もちろん、最初の町で幸せに暮らす人生もあります。
それはそれで立派な選択です。
ただ、
「もっと広い世界を見たい」
と思う人にとっては、
会社員という仕組みだけでは物足りなく感じることもあるでしょう。
おわりに
会社員は本当にコスパが悪いのでしょうか。
私の答えは、
「人による。でも万能ではない」
です。
安定を重視する人にとっては、非常にコスパの良い仕組みです。
一方で、
- 自分で稼ぐ力をつけたい
- 裁量を増やしたい
- 収入の上限を上げたい
という人にとっては、どこかで限界を感じるかもしれません。
大切なのは、
会社員か独立かという二択ではなく、
自分がどんな人生を送りたいか。
その問いに向き合うことだと思います。
私はまだ会社員です。
それでも時々、
「会社員ってコスパ悪くない?」
と考えてしまいます。
たぶん、その違和感こそが、次の挑戦への入り口なのかもしれません。

