
最近ふと思ったことがあります。
会社員って、いつから“普通”になったんだろう・・・?
当たり前のように、朝起きて会社に行って、決まった時間働いて、給料をもらうというプロセスをほぼ毎日実行していて、疑問に思うことすらないくらい、この生き方は自然に社会に溶け込んでいますね。
でも冷静に考えると、ちょっと不思議です。
人類の歴史は何万年もあるのに、「会社に雇われる」という働き方は、実はかなり新しいようです。
昔の人たちは、ほとんどが“自分で生きていた”。
皆が農業をしたり、物を作ったり、商売をしたりしていました。
誰かに雇われるというよりは、自分の手で直接、生活していました。
今でいうフリーランスとか個人事業主みたいな状態が、むしろデフォルトだったんですね。
(そう考えると凄いなと思いましたね笑)
それが大きく変わったのが、産業革命の頃。
工場ができて、大量生産が始まる。
すると、一人で完結する仕事ではなくなりました。
大きな設備を持つ人と、そこで働く人が分かれる。
ここで初めて、
「資本を持つ側」と「労働を提供する側」
という構造がはっきりうまれました。
会社員の原型は、まさにここにあります。
日本でいうと、それが一気に“正解”になったのはおそらく戦後かなと思います。
高度経済成長の時代。
会社に入れば、
安定した給料がもらえて、
家が買えて、
家族を養えて、
老後まで面倒を見てもらえる。
いわば“人生パッケージ”が用意されていました。
会社員は、ただの働き方ではなくて、安定と社会的信用のブランドみたいなものでもあります。
だからみんな会社員を目指したし、
社会もそれを前提に作られていました。
住宅ローンも、年金も、保険も、
全部“会社員であること”を前提に設計されています。
ある意味、ゲームのルールみたいなもんですね・・・
でも最近、ちょっと空気が変わってきている気がします。
終身雇用は当たり前じゃなくなって、
転職は普通になって、
副業も珍しくなっていう時代にです。
AIとかインターネットの影響もあって、
個人でもかなりのことができるようになってきました。
昔は、
会社員になるかどうか、という選択だったんですけど、
今は、
会社員でいるべきかどうか、という問いに変わっています。
別に会社員が悪いわけじゃないですよ、
むしろ、
安定した収入を得られる仕組みとしては、かなり優秀だと思います
ただ、それが唯一の正解ではなくなってきた、というだけです。
ちょっと意地悪な言い方をすると、
会社員というのは、
「時代が作った最適解」であって、
「普遍的な正解」じゃなくなっています。
会社員をやりながら別のことをする人もいますし、
途中で外に出る人もいますし、
最初から違う道を選ぶ人も、もちろんいます
選択肢が増えた分、
正解もなくなりました
結局のところ、
会社員になることがゴールなんじゃなくて、
どう生きるかの手段の一つに過ぎないですね。
そう考えると、
少しだけ世界の見え方が変わる気がしてきた。
